山梨県北杜市白州にある自然循環型のオーガニックファームのブログです。
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イベント報告 秋のオープンファーム終了
ブログ初登場!新メンバーのシモゴンです!!

  9/21(土)-23(月)の3連休に秋のオープンファームを開催しました!
爽やかな秋晴れに恵まれ、日中は少し暑いくらいでしたが、
とても過ごしやすく、ゆったりとした和やかな雰囲気に包まれました。

3日間の様子をご紹介します。

今回も8月のオープンファーム同様、麦の唐箕掛けにチャレンジ。
ハンドルで風車を回して風をおこし、ゴミと実の部分を選別します。

みんなでおしゃべりしながら楽しく手選別。

こうして小麦に触れていると手触りが気持ちいいという声もありました。
おかげさまで小麦の唐箕掛けはすべて終了しました!\(^o^)/

今後ぴたらの強力粉やうどんとして販売される予定です!



2日目はドライトマトづくりにチャレンジしたり、

お昼には子どもたちと一緒にピザ作りも楽しみました!(^o^)
上手にできたかな?


午後はスタッフの昌美ちゃんとぴたらサポーターによる棉の糸紡ぎ教室を開催。

衣食住の「衣」の部分について我々が普段身に着けている服がどの様にして作られているのか、知らないことだらけでみんなも興味深々。とても勉強になります。

棉花ってはじけるとこんな風になるんですね!

これはチャルカというインドの糸紡ぎの道具。
持ち運びが可能で、現地では今でも礼拝の時などに持ち寄って糸を紡いでいるそうです。


和棉の栽培についてのお話。
日本国内では綿の自給率が0%だと知り、驚きました。
ということは、100%輸入。

服のタグにMADE IN JAPANって書いてあっても、その服の繊維となる綿を育てているのは日本ではないということ。考えてみればそうですよね。ただ、自分はこれまで考えたこともなかったです。

棉花は5月頃に種まきをして、9月から翌年の1月の長期に亘って収穫されるため、1つ1つ摘み取って、そこからわずかな糸を取り除いて紡ぐのには相当な時間と労力を要します。

そのため日本ではかつては世界一だった綿布の輸出量も戦後に安価な綿の輸入に圧され、国内で生産されなくなったそうです。

原綿輸出国で大量に栽培される際には、枯葉剤を使い、一気に枯らして実をはじけさせて、一気に収穫するケースもあるそうですが、現地の環境破壊や人体への影響が気がかりです。

とはいえ、オーガニックで棉花を育てて、手しごとで収穫して、糸を紡いで、生地にして…というのはあまりにも気の遠くなる作業。

そんな背景があって私たちの衣服があることを知るだけでも違いますね。
いろいろ考えさせられます。

未来を担う子どもたちにも伝えていきたいです。




そして3日目はヘチマの化粧水とたわしづくりもやってみました♪

化粧水はヘチマの茎からヘチマ水を採ってつくります。
ヘチマ水にはサポニンという成分が含まれていて消炎作用があるほか、多糖類、カリウム、タンパク質などが含まれているので肌に良いそうです。古くはヘチマ水を飲んで咳止めや痰切りの薬としても使っていたんだとか。


ヘチマ水は茎を50~60cmの高さで切って、地面からの茎を瓶に挿して採るのですがほんのわずかしか採取することができず、結局化粧水はつくれませんでした(^^;
満月の夜には2リットル近く採ることができると聞いたので中秋の名月の時に準備していたのですが、やり方を間違えてしまいました。楽しみにしていただいたのにすみませんでした!(>_<)


一方、たわしづくり班は、3~5日間水に漬けておいたヘチマを洗い、
皮をひとつひとつ剥いて天日干しにしました。

ヘチマはご存じの様に実が熟すと繊維だらけになり、
江戸時代から食器や体を洗うために使われていました。

中国語では洗鍋羅(シークォーロー)沖縄では鍋羅(ナーベラー)というそうです。元々鍋を洗うものとして考えられていたんですね!

日本ではその昔、糸瓜(イトウリ)がなまってトウリとも呼ばれていて、トウリのトが、いろはの順番でいうと「ヘ」と「チ」の間(=「ま」)にあることから「ヘチマ」と呼ばれるようになったという説があります。おもしろいですね!
ちなみに繊維状になる前は食べられるそうですよ!
沖縄では色んな料理として親しまれているそうです。



他にもねぎの種まきや、ナスの剪定、葉物の間引きなども体験していただき、あっという間に楽しい時間は過ぎていきました。


収穫祭に向けて秘密特訓中(?)のぴたらファームの歌も披露し、
一緒に歌ってもらいました♪やっぱり音楽はひとつになれる☆




楽しい時間もあっという間。
今回はとても勉強になることが多く、
みなさんも非常に濃い時間を過ごせたことと思います。


今回感じたことは、みなさんの農的な暮らしへの関心がものすごく高いこと。
改めて我々が実践していることはとても意義のあることなんだと思いました。
そうやって訪れていただくのはとても嬉しい限りです。



次回は10月5,6日の稲刈り、
そして11月3日には収穫祭です!

またのお越しをお待ちしております!!



シモゴン




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